『指導実績』についてのシグマゼミの考え
おそらく、多くの方が学習塾に求めるものは『実績としての進学先』であり『合格率など、結果としての数値』だと思います。しかし、私は基本的に「塾での指導は生徒の学力を伸ばすほんの一因でしかない」と考えており、生徒の学力の伸長は生徒自身の努力の賜物と考えています。
実際の指導場面でも課題や補習を強制することは一切しておりませんし、生徒の受験先についても、実現の可能性やその後についてのアドバイスをするに留め、生徒の志望を最優先に「当人が受けたいところを受ければいい」というスタンスでいます。
定期試験や模試の点数は、「その生徒が普段どれだけ真摯に向き合ってきたか」の結果であり、「私がなにをどう与えたか」はそのごく一部を構成しているに過ぎません。
また、学校の定期試験や評定についても、答案の分析は行っても、特に点数を回収したりしていませんし、それを宣伝材料として大々的に謳うようなこともしていません。
ただ、「シグマゼミで学んだ生徒がどの程度の学力水準であったか」 「どういった学力の子を指導しているか」の参考にはなるかと思いますので、生徒の様子を把握する材料の1つにご覧いただければと思います。
卒業した生徒の進学先
(報告のあったものについてのみ)卒業年 | 進学先 ( )内の数値は3年生1月道コンのSS ※印は卒業生など |
---|---|
2023年3月 |
札幌手稲(中2入塾→Bランク:SS55.1 土曜講座のみ指導 ) 石狩南 (中3夏入塾→Dランク:SS53.7) 北海道科学大 ※単願(中2冬入塾) 札幌北(中3数を琴似FiveSchoolsで指導) 札幌西(中3数を琴似FiveSchoolsで指導) |
2022年3月 |
北海道教育大学釧路校(中学1年入塾→札幌光星高校) 北海道大学工学部(中学2年1月入塾→札幌北高校→高3秋まで指導) 札幌東(小学4年入塾→Aランク:SS63.9) 札幌手稲(中3夏入塾 土曜講座・英語のみ指導) 札幌創成 ※単願(中3夏入塾 英語・数学のみ指導) 栃木女子高校(中2冬からskypeにて英語数学を中心に添削指導) 札幌北(中3数理を琴似FiveSchoolsで指導) |
2021年3月 |
国際情報(国際文化)※推薦(中学3年10月入塾→Aランク:SS60.5) 手稲(中学1年10月入塾→Dランク:SS57.7) 国際情報(理数工学)(小学6年4月入塾→Dランク:SS56.8) 国際情報(普通)(中学1年1月入塾→Bランク:SS57.9) 国際情報(理数工学)(中学1年4月入塾→Dランク:SS51.6) 稲雲(中学2年7月入塾→Dランク:SS49.8) --- ※北海道大総合理系(中3春~高1冬まで数学を指導) ※一橋大商学部(高1秋~高2夏まで数学を通信添削指導) ※札幌南(中3数理社を琴似FiveSchoolsで指導) |
2020年3月 |
※法政大学グローバル教養学部(中2冬~高3修了まで在籍) ※北海道大学総合理系(中1秋~高2冬まで在籍) |
2019年3月 | 札幌北 (中学2年12月入塾→Aランク:SS72.1) 光星(中学1年2月入塾→Bランク:SS61.2)※札幌西に挑戦 国際情報グローバルビジネス(中学2年1月入塾→Bランク:SS53.5) 石狩南(中学1年2月入塾→Fランク:SS50.6) --- ※京都大学工学部(中1春~高3夏まで在籍) |
2018年3月 | 札幌西 (中学1年4月入塾→SS64.9) 光星(中学1年2月入塾→SS55.5)※国際情報GBに挑戦 国際情報グローバルビジネス(中学2年2月入塾→SS55.1) 手稲(中学3年12月入塾→SS59.9) --- 小樽商科大(高校1年1月入塾) 北海学園大/北星学園大(中学で卒業→高3年10月再入塾) |
2017年3月 | 札幌西 (2年6月入塾→SS65.7) 札幌新川(3年4月入塾→SS58.7) 創成(1年4月入塾→SS47.1)※石狩南に挑戦 |
2016年3月 | 札幌北 (1年9月入塾→SS67.1) ※光星ステラ 特待 →高2の終わりまで在籍し、後に北海道大学理学部へ進学 札幌新川(1年2月入塾→SS52.9) 札幌西陵(3年7月入塾→SS44.2) --- 札幌新川高→教育大岩見沢校 芸術スポーツビジネス (中学3年10月入塾) 札幌手稲高→小樽商科大(高校3年7月入塾) |
2015年3月 | 札幌北 (1年4月入塾→SS71.5) ※光星ステラ 特待 →高3夏まで在籍し、後に京都大学工学部へ進学 札幌手稲(2年3月入塾・Dの上→SS61.7) →高3終了まで在籍し、後に法政大学グローバル教養学部へ進学 札幌新川(3年10月再入塾・Bの下→道コンは他塾で受験) 札幌北陵(2年4月入塾・Cの下→SS59.1) 札幌北陵(2年7月入塾・Cの下→SS49.9) 札幌北陵(3年4月入塾・Dの上→SS61.0) 札幌北陵(3年8月入塾・Dの上→SS59.1) ※創成S選抜 特待 琴似工業(2年8月入塾・Fの中→SS46.9) 札幌工業(2年2月入塾・Fの中→SS40.2) |
2014年まで |
札幌西 札幌開成 新川 函館高専 国際情報・流通 石狩南 石狩翔陽 創成・特進コース 琴似工業 当別 |
中3生の学力分布 2014年度から
過去、最も中3在籍生が多かった年をサンプルにします。 2015年1月時点で、在籍している中3生は9名、7名が裁量問題校を、2名が標準問題校を志望しており、『第4回北海道学力コンクール』での成績は以下のようになりました。上記の進学先を見ていただいてもおわかりかと思いますが、シグマゼミには、中学2年の後半以降に入塾して来る生徒が多くおり、そして、その子達は決して内申が良いとは言えません。
しかし、きちんと基本的な部分を見直しながら学習を進めていくと、同ランク帯の平均点はゆうに越せるだけの得点力を身につけることができます。
北海道の入試制度では内申点の比重が非常に高く、多くの学校・学習塾では内申ランクを中心にして志望校の選択が行われています。
しかし、実際には、内申点は学校の授業担当者の操作によって簡単に上下するものであり、内申ランクと学力レベルとは大きくかけ離れている場合も多いのです。
シグマゼミの生徒には、内申に一喜一憂して志望校を迷うのではなく、それを跳ね除けて力づくで点数をもぎ取るだけの実力を身につけさせたいと考えています。