よくあるご質問から




『指導カリキュラムは』


各生徒さんの抱えている問題や状況に応じての個別対応です。
入塾相談の段階では、多くの子は何かしらの不得意や不安を抱えていますので、シグマゼミでの時間を通じて、「今できてないことをできるようにする」「あいまいな状態でごまかしてきたものを明確にして行く」ことを前提に指導カリキュラムを考えます。
数学や英語など積み上げ式の科目では、苦手があるようなら前学年にさかのぼって必要箇所の指導から入りますし、例えば英会話教室に通うなどして既に十分な知識がついている生徒に対しては先の学年に進んだ内容を提示することもあります。
基本的に「先取り」をおすすめはしていませんが、習熟が速い生徒の場合は1年間の指導で通常の2年分以上の内容を終えてしまうこともあり、中学1年半ばで中3内容や高校入試を超えたレベルの英語を指導することなどもあります。

『どのように指導をしていますか』


<小中学生に対しては>
教科書準拠もしくは演習用の塾用教材を購入していただきます。
基本的に「内容の概略や注意事項を5~10分程度説明」→「練習問題を指示」→「答案を確認しながら補足や修正」→「必要なら問題の補充/理解が十分なら次の内容」というサイクルで行います。
2時間の指導の中では、数学・英語であれば、内容の解説と問題演習を2~3セット程度行え、学校進行のおよそ1~2週間分程度は賄えるようです。

<高校生に対しては>
学校の課題や教材の消化が中心になる生徒が大半で、「質問に応じて、分からない部分をその都度埋め、必要であれば演習材料を提供する」という形式が多くなります。
学校の授業での取りこぼしや、自分で演習を解く中で出てきた疑問点をその場でその場で解決していきます
時間的にある程度余裕のある生徒に対しては、こちらから教材を提示したり、動画教材『@will』を用いての系統的な学習を勧めています。

『前学年内容のやり直しはどのようにしていますか』


入塾相談の段階で英語や数学に大幅な遅れが見られた場合は、現学年内容の説明が説明として入っていかないため、前学年内容からのやり直しをおすすめしています。
例えば、中学2年の秋冬の時点で、英語で学年平均を大きく下回っている場合、先の説明をするためにはそれまでの文法事項全般が必要になるため、『一般動詞とbe動詞の使い分け』『時制の使い分け』『代名詞の格変化』など、中1内容から始めて、週2~3回を3ヶ月程度かけて中3春には学校進度に追いつけるという感じになります。
数学の場合は、『計算・方程式』『関数』『図形』など各領域によって必要となる技能が違ってくるため、次に進むために必要な部分を重点的に補充していくという進め方をします。
中2夏の道コンでSS45程度だった英語が、そこからきちんとやり直しをすることで、中3夏の道コンではSS55を超えるような場合も実際にありました。
1年分、多ければ2年分の内容を巻き戻して塗り直すには相応の時間はかかりますが、それに見合う効果は十分に得られます。

『宿題などでの拘束は』


原則、指導は教室内で完結し、シグマゼミから宿題を課すことはありません。
宿題として自分で消化できる内容であれば、ほとんどの場合は教室にいる時間内で消化できていますし、逆に大量の宿題を課さなければいけないほど習熟が難しいものについては、練習量だけこなしても自分で消化することはおそらく不可能だからです。
「教室で行ったことを自宅でも練習したい」という要請が生徒からあれば何かしらの演習材料は用意しますが、自宅で2時間机に向かうよりも、教室に来れる日を1回増やしていただく方が、はるかに成果は出るかと思います。

『生徒は週にどれくらい通っていますか』


中学生の多くは、週2~3回、1回につき2時間程度を勉強をしていきます
週2回であれば、英語・数学については学校進行に十分に間に合い、余裕を持って演習まで行える程度に進められます。
週3回来ていただければ、それに理科・社会が加えられるでしょう。
これまでに南高・北高・西高・東高など最上位層の高校へ進学していった生徒には、中学2年頃であっても週3~4回教室に来て、学校進度はさっと終え、学校で課された課題を片付けたり、教科書外のことをしていた子も多かったです。
高校生の場合は、週に4~5回来ている子も多く、自習室代わり・自宅の勉強部屋代わりに利用しているという印象です。

『1回の通塾で何時間勉強しますか』


私の方から「何時間勉強すること」のように時間を切ることはありません。
ただ、中学生の場合、1項目(学校進度の1~2週間程度分)をきちんとこなそうとすると、どの科目であっても、解説と演習でおよそ1.5時間から2時間はかかるのが通常です
また、内容がかなり詰まっているため、2時間きっちりやりきるだけでも相当な集中力(勉強に対する体力とも言えます)を必要としますので、「長い時間やればそれだけ多くのことが身につく」というわけでもありません。
時間制限を設けているわけではありませんが、標準的な中学生であれば2時間が限度、勉強し慣れている最上位層の子であっても3時間も頑張れば十分かと思います。

高校生については少し事情が違い、軽食を持ち込んで、学校帰りにそのまま課題を終わらせていく生徒などもいます。
放課後に図書室などで勉強して帰る感覚に近いようです。

『指導は厳しいですか』


塾は「知らなかったことを知り、できなかったことをできるようになるための手助けの場」と考えています。
なので、生徒ができないことに対して怒鳴ったり、できない課題を無理に強いて長時間残したりという、そういった意味での厳しさは一切ありません。
ただし、どんな生徒に対してでも、「最低でも、学年平均程度の知識や技能は身につけること」を前提に指導しますので、勉強が遅れている子にとっては、内容的な難しさは当然あると思います。
そこで重要なのは、「生徒自身がきちんと定期的に通ってきて、少しずつであれ、その場で知識を入れ、技能を身につけていく」ということです。
その点において、「来るべきときに教室に来ない」「今すべきことをやろうとしない」「前回できるようになった知識・技能をすぐに捨ててしまう」ということに対しては、「君がすべきことをしなかったという、それだけだよね?」という返しになりますので、「自身の不甲斐なさに向き合うことになる」「ごまかしが効かない」という意味では、勉強に対して熱心ではない生徒にとっては「とても厳しい」かもしれません。

『生徒の学力層や指導のレベルは』


前学年内容の復習から始めなくてはならない生徒から、南高・北高へ進学し、後には有名大学に進学するであろう最上位層の生徒まで、幅広く在籍しています。
 ※参考:指導実績
中には、道コンの成績優秀者に名前を連ね、記念品を受け取るような生徒も在籍しています。(額は、中1・中2の学年10位以内・中3の学年20位以内に贈られています)

生徒一人ひとりにとって指導すべき内容は違っているため、中3生であっても必要であれば中1の教科書内容から指導しますし、小6であっても中2・中3内容の英文法を指導することもあります。
学校内容が十分仕上がっている生徒であれば、中2段階から高校入試問題を演習に用いたり、さらに進度が進んだ場合には、高校内容の指導もします。
入塾相談の段階で「どのレベルから始めるか」にもよりますが、必要な時間をきちんと通っていただければ、学年平均を下回っていた生徒でも新川・手稲高校レベルにまで到達しますし、教育大・小樽商大を目指せるレベルになります。

『どの地域の生徒が通っていますか』


車で10分圏内の新川・新琴似・発寒地区からの生徒が多いですが、北区・西区・手稲区・石狩市をはじめ、南区・厚別区・清田区・江別市・千歳市などから通ってくる生徒もいました
遠方からの場合、中学生であれば土曜日もしくは午前授業日や長期休暇を中心に通塾したり、高校生であれば学校帰りに麻生・北24条・札幌駅・琴似・宮の沢などからバスでこちらまで来るという生徒が多かったようです。

『なぜそんな遠くから来るのですか』


小学生から中学・高校・大学受験までを通して指導できる指導者が、近隣にそう多くはいないからだと思います。
学校で学ぶ内容を、定期試験に出るか出ないかだけを想定して指導するのであれば、教科書準拠のワークを徹底すればよいだけですので、さほど難しくはありません。
しかし、数学や理科などに多い「今学んでいる内容は、その先ではこういう形で再登場するから、こう理解しておいたほうが良い」というような話は、ある程度先の内容まで把握していなければできません。
そういった、学年や科目を飛び越えた内容のつながりや、今学んでいる内容がその先どう発展していくかをその都度生徒に見せられ、後々必要になるものをある程度見込んで提供できることが、おそらくシグマゼミの強みで、多少の手間と時間をかけてでも通っていただけるに値するものかと思います。

『○○中学に対応していますか』


どの生徒に対しても、「教科書内容をきちんと理解し、どんな問題にも対応できるように」指導していますので、特定の中学に照準をあてたカリキュラムというのはありません。
特定の中学校・特定の指導者にあてた形での『○○中学定期試験対策』的なものを行っていないことを不安に思う方もいらっしゃいますが、普段指導している内容がきちんと身につきさえすれば、どの中学校であっても上位に定着できますし、後々の受験にも普段の勉強を直結させることができます
定期試験に特化した形での指導ではないということは、誤魔化しなく、どの地域のどの水準の要求にも対応できる内容で指導しているということです。

『新規入塾に学力審査などは』


シグマゼミでは、入塾に際して、テストの成績や評定での制限は一切設けておりません。
スタート時点での学力はあまり問題ではなく、しっかり通っていただければ、どんな学力層の生徒であっても、半年~1年の間に、学習に対する態度も変わり、それに伴なって、成績も自然と上がっていくものだからです。
ただし、ここで重要なのは「しっかり通っていただければ」という部分です。
「今週は学校の宿題が多くて」「今日は部活が大変で」「小テストが終わったので」そうした小さな理由が積み重なることによって、当初週3回で組んでいた予定が2回になり1回に減り、、、そして「目標に対し、勉強時間がまるで足りていない」となりがちです。
つまり、その時点での学力よりも、「現状からなにか変えたい」「ここでしっかり学び続ける」という意志の方がよほど重要で、その意志が見られない方に対しては「うちに通うのはおすすめできません」という返答になります。

『現在他の塾へ通っているのですが』


シグマゼミでは、週1回の通塾での単科指導も行っており、実際、他塾で指導してもらいつつ、それでは物足りない分について「週に1度・数学だけ」「英文法だけ」のような形で併用される方もいらっしゃいます。
学習の場を完全に移すことはお子さんにとってもストレスでしょうから、どうしても必要な科目に限って補いに来るという形でもよいかと思います。
なお、教材については、現時点で購入済みのもので間に合う場合は、新たに購入していただかずに済む場合もありますので、ご相談ください。

『いつから始めるのが良いですか』


その時点で入塾するかどうかはともかくとしても、相談は、できる限り早くの方が良いとおすすめしています。
一番の理由は、「大半の方が、お子さんの現状の学力も、希望の進路を叶えるのにこれから必要になる学力も見誤っているから」です。
例えば、小学算数ですと、相談に来る多くのお子さんは学校のテストで8割以上の点数を取っており「自分は算数は苦手ではない」と認識されてます。
しかし、こちらで用意する問題を解いていただくと、ほとんどの場合は割合や単位量が絡んでくる問題は不得意であり、中学内容のあちこちで困ることが予想されます。
また、英会話を習っている方も多くいらしていますが、文法や読解を中心とする教材を解いていただくと、当該学年の学年平均にも達していない場合すらあったりもします。
つまり、生徒さん当人・ご家族を含め、「今後どの程度の知識・技能が必要とされるかも、今何をすべきかもよく分かっていない状況で、ただ言われるままに勉強している」わけです。
それらを修正し、場合によってはこれまでの学習内容を補充していくにはどうしても時間がかかります。
「現状で間に合うのか、それとも足りていないのか」それを確認するだけでも、早めに相談していただけるように願っています。

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