
シグマゼミでは、夏休み期間中の短期受講生を募集します。
学校休業期間中の丁寧な穴埋めを
3月から5月までの長期の学校休業期間中、みなさんはどのようにお過ごしだったでしょうか。学校からの課題や動画授業を利用して、自分自身でどうにかやりくりしていましたか?
とはいえ、やはり「本来3ヶ月かけてじっくり学ぶべき内容が、授業再開後の数週間に圧縮された」という事実はなかなか厳しいようで、塾生や相談に来られた方の様子を見てうかがい知る限りですが、早回しで進めてきた計算や英文法の理解などは、例年に比べ、格段に習熟度・理解度が低いように思われます。
twitterでは常々主張しているのですが、「ここは計算が中心だから、生徒が自分で練習できる」とか「それほど難しくない内容だから、教科書を読めば分かる」なんてことは現実にはほぼなくて、学校の授業での扱いが軽かった部分は、ほとんどの場合、中途半端な習熟や理解のままで放置されます。
生徒にとっては、「授業で時間を掛けたことはそれなりに警戒し練習するから身につくが、軽く流したところは自力では埋められずほぼ残らずに流れ去る」ものなのです。
しかし、休校期間中に本来扱うはずだった内容は、学年を通じての基礎となる部分も多く、「そこがしっかりしていなければ後々になって影響が大きいからこそ、通常であれば学年の最初にかなりの時間をかけて練習させていた箇所」でもあります。
3~5月にあまりきっちりとはできなかったのであれば、少し時間に余裕ができる夏休みの今にこそ、しっかりとやり直して穴埋めをしておくべきでしょう。
「理解するってこういうことか」という実感を
「よくわからないけど、まぁ解けてるからいいや」というのが、中高校生の多くに当てはまることだと思います。しかし、その「なんとなく解けている?」では未知の問題には対応できない場合が多く、「この問題はやったことがないから無理」となりがちです。
そこから一歩進んだ深い理解というのは「あの問題もこの問題も実は根っこは同じなのか」という気付きをもたらし、「ではこうしてみたらどうだろう?」という次の手を作り出します。
そういった今より少し高い位置から全体像を俯瞰できるような視点を養いたいと、そう思っています。
夏休み期間中というあまり長くはない期間にできることはそう多くはありません。
しかし、扱う内容を絞り、いくつかの弱点の克服を試みるには十分な時間とも言えます。
シグマゼミでは指導カリキュラムを相談と状況に応じて個別に組むため、生徒さんによって扱う内容は異なりますが、夏休み期間中にきちんと確認しておきたいこと・1ヶ月でしっかり上塗りをしておきたいことは以下の通りです。
学年 | 数学 | 英語 |
---|---|---|
小学5・6年 | 基本的な計算と文章題 | ※国語の文章読解 |
中学1年 | 四則計算 割合や速さ | be動詞・一般動詞の使い分け |
中学2年 | 文字式の計算と利用 | 時制の区別(現在/過去/進行形/未来) |
高校1年 | 対称式 方程式/不等式 2次関数 | 品詞を意識した文構造の読み取り |
「あれもこれも」と広範囲をさら~っと撫でるように確認する程度では、おそらく弱点は見つかりませんし、知識の上塗りにもなりません。
現在のできがどの程度でどこまでやれるものか、短い休み期間ではありますが、上手に利用して、しっかりと見つめ直し、学び直しに使っていただければと思います。
費用と特典
今回募集する夏休み期間中の短期受講生は、8月3日から8月末までの期間を塾生として指導することになります。期間中の指導料は、入会金無しで下記の通りです。(通常の1ヶ月分の指導料に準じます)
教材費その他は塾生同様の扱いになります。
なお、夏休み以降も継続される場合は、入会金を半額とします。
学年 | 月額 | |
---|---|---|
小学 | 5・6年 | 1科目6,000円 |
中学 | 1・2年 | 25,000円 |
私立 | 25,000円 | |
高校 | 1・2年 | 25,000円 |
※具体的な指導内容および使用教材は個別に相談させていただきます。
※13~16日はお盆休みになります。
新教室での指導キャパシティが読めないため、今回の募集は5名までと考えています。
ご検討いただける方はお早めにご相談下さい。