シグマゼミでは、基礎の確認から入試問題演習までをしっかり行う【集中講座】を開設します。
夏休み期間中の運営についての詳細は、こちらをご確認ください。
「個別指導ではできないこと」がありまして
通常、シグマゼミでは、全生徒に対して個別の内容で指導を行なっています。個別の指導では進度も深度も生徒に合わせた指導ができるとは思うのですが、ただそれは、良い面・悪い面の両面を含んでいます。
良い面は「自分のペースに合わせて、苦手を潰せるようにじっくりと取り組めること」
悪い面は「自分のペースでしか学習していない場合、入試の標準がどんなものか、他の生徒がどのレベルで学習しているかが見えないこと」です。
そこで、シグマゼミでは、「基本はここで、ここが入試の標準、最終的にはこれが到達点」というのを明確にするため、長期休みを利用して集中講座を行っています。
他塾の夏期講習とは違うの?
おそらく、塾の講習では、事前に講習テキストを配っておき「宿題として○ページまで予習しておく」→「授業では解答解説を中心に」というスタイルが一般的かと思います。塾側の抱える課題は「指導したい内容の量に対し、与えられた時間があまりに少ない」ということに尽きます。
単純な話、学校で30時間かけて学んだ方程式分野を、1時間やそこらの講習で全部扱おうなんてことがそもそも無理でしょう。
だから、練習時間はすべて受講者の生徒に任せて事前に解かせておき→授業で解説を、となるわけです。
しかしこのスタイルは、「基本的な部分は"予習できる程度には"すでにできている」という前提が必要です。
そして、自分の知りたかったことがあまりに基本的だった場合、もしくは、もっと高度な内容だったとき、限られた時間内に説明される"要点"にそれらが含まれているかどうかは確実ではないわけです。
こうして「問題は解いてみたが、新しいことはあまり身につかなかった」ということが、往々にして起きます。
であれば、「さらっとなぞる程度」なんて講習を無理に持つくらいなら、いっそ内容を大胆に絞ってしまって、狭い範囲を徹底して身につけてはどうか。
「方程式も関数も図形もなんて欲張りは言わず、計算と方程式の文章題だけを徹底する」
「読解も作文もリスニングもなんてのは無理だから、文法を核とした長文読解の基本を身につけることに集中する」
このように、分野を絞り、各分野の基本的内容をきちんと理解し直すところから始め、入試レベルまで持っていくのがシグマゼミの集中講座です。
また、無茶な予習はさせず、演習量をこなすことよりも、正しい知識できちんと上塗りしていくことを重視しています。
大切なのは、この講座の中で、正確な知識を得、それをきちんと運用することで問題が解けるのだという実感を持ってもらうことです。
すでに他の学習塾に通っていたお子さんでも、授業の情報量の多さには多少なり驚かれることが多いようです。
講座のレベル設定
中学生の道コンで言えば、SS55を60に、SS60を65に引き上げるようなイメージをしています。もちろん、定着させるまでの練習は生徒本人で必須ですが、扱った内容を言われた通りにきちんとこなせるようになると、SS60~65には到達できる内容です。
(これまでにも、各学年に道コンSS70付近を維持し続ける生徒が複数名いましたから、彼ら・彼女らを退屈させるような授業はできないのです。)
高校生の進研模試で言うと、偏差値50を55に、55を60に、というような感じ。
中堅進学校と呼ばれる、新川・手稲・国際情報あたりの子を対象に、平常の授業では軽くしか触れられてきていないであろう内容を、大学入試の基礎レベルで学びなおします。
(既にそれ以上の学力をお持ちの方は、大手予備校の授業を受ける方が、得られるものは多いかと思います。)
大手のようにレベルによるクラス分けができないため、基礎から応用までを一気に眺めることになりますが、それによって「一見難しそうな問題でも基本事項の積み重ねにすぎない」ということに気付くはずです。
「この範囲はもう確実」という手応えを
いくら学校の授業が進まない期間とはいえ、限られた時間の中で問題集の全範囲を基礎から応用まで完全に網羅することは不可能です。繰り返しになりますが、集中講座では、指導する範囲を制限し、各テーマについては入門的な知識から入試レベルの演習まで掘り下げていきます。
よって「既習の全範囲を"さらっと"復習したい」という方は、シグマゼミの集中講座は向きません。
「今まであやふやにしていた部分をきちんと学び直して、確実に点数に繋げたい」という方にこそお薦めします。
「よくわからないけど、まぁ解けてるみたいだから、これでいいや」というのが、中高校生の多くに当てはまることだと思います。
でも、そこから一歩進んだ深い理解というのは「あの問題もこの問題も、根にあるものは実は同じ」という気付きをもたらします。
その、一歩退いて全体像を俯瞰できるような視点を養いたいと、そう思っています。
開講する講座
今回開講する講座は以下の通りです。学年 | 科目 | 時間 | 内容 |
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中3 | 理社 | 180分 ×5回 |
理科:『動物・植物』を中心に内容の再確認と問題演習を行います 社会:『世界地理/日本地理』を系統立てて整理します |
数学 | 180分 ×5回 |
『数式』『方程式』『関数分野』を中心に演習します | |
国英 | 180分 ×5回 |
国語:長文を正確に読み、記述答案を作ることを目標とします 英語:長文読解を中心に文法と語法の補充を行います |
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高1 | 数I | 150分 ×5回 |
『式の値の計算』『1次不等式』『2次関数』を中心に、 教科書入門から共通テストレベルまで演習します |
英語 | 150分 ×5回 |
準動詞や等位接続詞に気をつけながら、 長文を正確に読み解くことを目標とします |
今回募集する集中講座は、中3:各講座10000円 高1:各講座12500円で、録画の配信が可能です。
なお、集中講座を受講される方で夏休み以降も継続される場合は、入会金無料とします。
講習の日程等の詳細はこちらをご確認ください。
教室のキャパシティに限界があるため若干名の募集になりますが、ぜひご検討ください。