2021年10月5日火曜日

【中2・中3】英語長文読解講座はじめます


『教育課程と教科書が変わって英語がものすごく大変に!』
、、、と、言い続けいているのですが、そろそろどうにかしないと本格的に手詰まりになろそうなので、土曜日夜の時間を使って『英語長文読解』の練習を開始します。
テーマは『接続詞と不定詞・動名詞』です。


中学生が苦手とする『長文読解』

中学生の多くは長文読解の問題を避けたがります。
単純な(  )を埋める問題や書き換えや並べ替えの問題と違い、長文を「読む」という、そのこと自体を苦手としています。
苦手というより、むしろ「文の読み方を知らない」というのが正しく、「知ってる単語の当てはめに終始する」という方が適切かもしれません。

接続詞や関係詞によって構造が複雑に入り組んだ1文を正確に読むためには、登場する単語を知っていることはもちろんですが、文の構造を正確に把握し、小さなカタマリに区切れることが必要です。
ところが、その「構造を把握する」「1文を区切って読む」ということが、中学生はほぼ訓練されていません。
なので、未知の文を見ると、多くの生徒は「単語を日本語に置き換える→置き換えた日本語を"それっぽくなるように"つなぎ合わせる」という、言葉のパッチワークを始めます。

たとえば、次の1文は、中2向けの問題集に収録されているもので、私が例年生徒に訳させているものなのですが、どうでしょうか。

People in England and many other countries in Europe enjoyed the soccer game.

この文、登場する単語はさほど難しくありませんし、含まれている文法事項も中1修了程度のものです。
しかし、単語の意味を教えた上で訳を書かせてみても答案は様々で、正解が出ることはほとんどありません。

・「イングランドの人々は、多くの他の国の人とそのサッカーの試合をヨーロッパで楽しんだ」
・「イングランドの人々は、多くの他の国の人とヨーロッパで行われたサッカーの試合を楽しんだ」
・「イングランドと多くの他の国の人々は、サッカーの試合をヨーロッパで楽しんだ」などなど

つまり、「彼らの抱えている問題は、単語の意味を知っているかどうかではない」ということです。
ほとんどの中学生は「"and"が何を結んでいるか」だとか「前置詞のカタマリがなにを修飾してるか」だとか「主語はどこまでか」なんてことは、あまり強調されてきてませんから、しょうがないといえばしょうがないのですが。

日本語置き換えのパッチワークが通用するのは、「1文が短く、知ってる単語だけで構成されており、予想できる程度の内容しか書かれていない場合」に限ります。
中1~中2の最初まではこのパッチワークがまだ通用しているので「読めている」と錯覚するわけですが、内容が進むにつれて、接続詞が多重に入り、不定詞や動名詞などが入って1文が長く複雑になっていきます。
それに従い、「単語は知っているのに、読めていない」となっていくわけです。


特に中学2年で登場する接続詞・不定詞・動名詞は、カタマリを作り、文を複雑にする要因の代表。
だから、「中2から急に英語が読めなくなった」「それは不定詞が難しいからだ」となるんですね。
でも実際は「急に読めなくなった」わけでも「不定詞が特別難しい」わけでもなく、「以前から読めてはいなかったが、なんとなくでもごまかせていた」が正しいのでしょう。

というわけで、構造の捉え方を丁寧に練習することで、「複雑な文も、文法に従って解析すれば正確に読めるようになる」ということを5週間で実感してもらいます。

予定と目標
① 10月16日【英文の構造と時制の確認】
英文の基本的な構造と読み取り方に慣れる
② 10月23日【接続詞の用法】
文の構造をカタマリとして扱えるようにする
③ 10月30日【不定詞と動名詞1】
不定詞・動名詞の用法を知り正しく訳せるようにする
④ 11月6日【不定詞と動名詞2】
接続詞や不定詞・動名詞を含む文の構造と意味を正確に把握できるようにする
⑤ 11月13日【長文読解演習】
未知の長文に対しても、文構造を意識しながら読み進められるようにする

演習で利用する長文は、全国の公立入試からの抜粋を中心にしており、登場する文法事項は中2程度に制限していますが、文章構造の難しさは高校入試からあまり落としてはいません。
長文読解の練習になると思いますので、読解に苦手意識のある中3生もどうぞ。

講座の時間や参加費用など

土曜講座は、各週の19時~21時半の予定で行います。
塾外の方の参加費用は、全5回で12,000円、事前の準備や、入会金・教材費などは必要ありません。
各週の授業の前後、15分程度の時間を用意しますので、授業内容の質問や進度についての相談なども可能です。

また、遠隔地など、シグマゼミ教室での受講が難しい方には、授業の様子を収録した動画を配信いたしますので「土曜日夜は都合が合わない」という方もご相談を。
なお、座席数に限りがありますので、塾生を含めて、動画での受講に切り替えて頂く場合があります。

扱うテキストのサンプルはお申込みの前にPDFファイルでお見せできますので、ぜひご検討ください。

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