2020年9月14日月曜日

中2英語長文読解講座はじめます


『中2は、後半からがものすごく大変』、、、と言われているようなので、土曜日夜の時間を使って、テーマを絞っての一斉指導を開始します。10月・11月のテーマは『英語長文読解』です。


土曜講座の目的

通常、シグマゼミでは、全生徒に対して各自個別の内容で指導を行なっています。
進度も深度も生徒によってバラバラなので、「個別に合わせた指導」ができるのですが、しかしそれは良い面・悪い面の両面を含んでいます。
良い面は「各人のペースに合わせて、苦手を潰せるようにじっくりと取り組めること」ですが、一方の悪い面は「自分のペースでしか学習していないため、入試標準がどんなものかわかりずらく、他の生徒がどのレベルで学習しているかも見えない」ということです。

土曜講座では、扱う分野を絞って、「これが基礎、まずはここがきっちりできること」というところからスタートし、「これらが組み合わされることでこういった発展的な出題に繋がる」という流れを5週間で体験していきます。

中学生が苦手とする長文読解

10・11月のテーマは『英語長文読解』です。

中学生の多くは長文読解の問題を避けたがります。
単純な(  )を埋める問題や書き換えや並べ替えの問題と違い、長文を「読む」という、そのこと自体を苦手としています。
苦手というより、「読み方を知らないので、知ってる単語の当てはめに終始する」というのが正しいでしょうか。

長文を正確に読むためには、登場する単語を知っていることはもちろんですが、文章の構造をきちんと把握することが必要です。
ところが、その「構造を把握する」「文を区切って読む」ということが、中学生はほぼ訓練されていないようなんですね。
なので、未知の文章を見ると「単語を日本語に置き換える→置き換えた日本語をそれっぽくなるようにつなぎ合わせる」というパッチワークを始めます。
これが通用するのは、「一文が短く、知ってる単語だけで構成されており、予想できる程度の内容しか書かれていない場合」に限るため、文が長く複雑になっていくに従って、「つなぎ合わせる」ということが困難になっていきます。
というよりむしろ、「つなぎ合わせる」というそれは「創作の一種」で「並び替えが偶然正しい読みになっていた」にすぎません。

たとえば、次の文は、私が中2向けの問題集に収録されている文中の一文で、例年生徒に訳させているものなのですが、どうでしょうか。

People in England and many other countries in Europe enjoyed the soccer game.

この文、登場する単語はさほど難しくありませんし、含まれている文法事項も中1修了程度のものです。
しかし、単語を意味を教えた上で訳を書かせてみても答案は様々で、正解が出ることはほとんどありません。
つまり、「彼らの抱えている問題は、単語の意味を言っているかどうかではない」ということです。

・「イングランドの人々は、多くの他の国の人とそのサッカーの試合をヨーロッパで楽しんだ」
・「イングランドの人々は、多くの他の国の人とヨーロッパで行われたサッカーの試合を楽しんだ」
・「イングランドと多くの他の国の人々は、サッカーの試合をヨーロッパで楽しんだ」などなど

ほとんどの中学生は「"and"が結んでいるものが何か」だとか「前置詞のカタマリがなにを修飾してるか」だとか「主語はどこまでか」なんていうことは、これまであまり強調されて指導されてはきてませんから、しょうがないといえばしょうがないのですがー

こういった文の構造を考えることが苦手というのは、「長い文を小さなカタマリに区切ることが苦手」ということでもあります。
特に、接続詞・不定詞・動名詞は、中学2年で登場するカタマリを作り、文を複雑にする要因の代表。
だから、少し文が長くなった時点で、「急に英語が読めなくなった」「それは不定詞が難しいからだ」となるんですね。
でも実際は「急に読めなくなった」わけでも「不定詞が特別難しい」わけでもなく、「以前から読めていなかったが、なんとなくのつなぎ合わせでごまかせていた」が正しいのでしょう。

というわけで、ここを丁寧に練習することで、「構造が複雑な文も、文法に従って解析すれば正確に読めるようになる」ということを5週間で実感してもらいます。

予定と目標
① 10月10日【英文の構造と時制の確認】
英文の基本的な構造と読み取り方に慣れる
② 10月17日【接続詞の用法】
文の構造をカタマリとして扱えるようにする
③ 10月31日【不定詞と動名詞1】
不定詞・動名詞の用法を知り正しく訳せるようにする
④ 11月7日【不定詞と動名詞2】
接続詞や不定詞・動名詞を含む文の構造と意味を正確に把握できるようにする
⑤ 11月14日【長文読解演習】
未知の長文に対しても、文構造を意識しながら読み進められるようにする

講座の時間や参加費用など

土曜講座は、各週の19時00分~21時の予定で行います。
塾外の方の参加費用は全5回で10,000円、事前の準備や、入会金・教材費などは必要ありません。
各週の授業の前後、15分程度の時間を用意しますので、授業内容の質問や進度についての相談なども可能です。

また、遠隔地など、シグマゼミ教室での受講が難しい方には、授業の様子を収録した動画を配信いたしますので「土曜日夜は都合が合わない」という方もご相談を。

扱うテキストの内容はお申込みの前にPDFファイルでお見せできますので、ぜひご検討ください。

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